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自己認識力(セルフ・アウェアネス)を高めるトレーニング方法

人の顔をかたどったイラスト、真ん中に光が輝いていて。文字は自己認識、新たな発見と書かれている

以下は自己認識と自己ケア(ヘルスケア)の具体的な方法です。

自己認識とは自分の事を自分自身で理解すると言う事です、自身を客観的に観察する事で自分の嫌な所を見つけ改善したり、自分では気付いていない魅力やスキル、そして才能を自身で認識する為の技法です。

自己認識力が向上する事で様々なメリットが得れます。

自分の事ですからすぐ理解出来そうに感じますが、これも日々の習慣化が必要です。なかなか自己分析が出来ないとなると外部資源(カウンセラーや心理士)に頼る事も出来ます。

自己分析するクセを身に付ける必要があるのでまずは1ヶ月に1回くらいのペースで実施するといったペース作りも長続きさせる秘訣の1つです。

慣れて習慣化していけるのであれば1日に1回は出来るようにもなり、その都度自身を客観的に観察する事が出来るようになっていきます。

自己認識力とは

まずは自己認識力ってなに?って言う定義から

自己認識力(Self-awareness)とは、自分自身の感情、思考、価値観、行動パターンなどを冷静に、これらが自分自身や他者との関係にどう影響しているかを認識する能力のことです。メンタル強化にしてもコーチングにしても何をするにしても自己認識力が高ければ好成績、好結果が期待できるようになります。

自己認識の二極性

セルフ・アウェアネスには大きくわけて2つの考え方があります。それが内面的・外面的自己認識と言うものです。

「内面的自己認識」(internal self-awareness)

自分で自分の事をどのように見ているのかの認識。例えば自分は性格が明るい、自分は短気だ、などの自己評価

外面的自己認識」(external self-awareness)

他人が自分をどのように見えているのかの認識。周囲の人から明るい性格だと言われる、周囲の人から短気だと言われる。など他者から得た評価

自己認識の構成要素

  • 感情の認識:自分が何を感じているのか、その感情がどこから来ているのかを理解します。
  • 価値観と信念: 自分の価値観や信念に関して自分の行動がどのように影響を与えているのかを認識します。
  • 強みと弱み: 自己の強みと弱みを正確に評価し、これを活用または改善します。
  • 自己の影響: 自己の行動が周囲や環境にどう影響するのかを認識します。

自己認識力の重要性

  • 自己成長: 自己認識を深掘りすることで、自分自身を成長させる方向が明確になってきます。
  • 人間関係の向上:自分自身の感情や反応を理解することで、他者とのコミュニケーションが成立します。(例えば怒り感情をコントロールするなど。)
  • 意思決定の質向上: 自己の価値観や目的に基づいた意思決定が可能となり、より良い選択が素早く判断出来るようになります。

自己認識の具体的な方法

日記をつける::毎日の出来事や感じたこと、考えたことを知ることで、自分自身の思考パターンや感情に気づくことができます。

感情の追跡:日記を書く中で自分が何を感じているのか、なぜそう感じているのかも記入します。そうする事で日にちが経過してから読み返すと過去の自分を客観的にみる事ができ、改善や修復が出来ます。

フィードバック:他者からの意見や評価を求めることで、自分が気づかない部分に気づくことができます。しかし客観的な思考が出来ない相手からの評価は避けましょう。偏見からなる意見を摂取するのは危険が伴います。

瞑想やマインドフルネス:自分の心と体に集中、理解、認識することで、自己認識ができます。

ジョハリの窓の使用

ジョハリとは2人の心理学者の名前を組み合わせたものです。心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムの2人が発表した「対人関係における気付きのグラフモデル」が後に「ジョハリの窓」という言い方にかわりました。

ジョハリ フレームワーク

開放の窓

図を見てみるとわかる通り、自分も知っていて他人も知っている領域にこの「開放の窓」が位置しています。

これは、例えば自分で「明るい性格」だと自己評価していて、他人も「この人は明るい性格」だと認識している部分になります。

秘密の窓

これは自分は知っていて他人は知らない位置ですね。内に秘めていて周囲の人には自分の事を話さないとこの「秘密の窓」の分類に入ります。度が過ぎてしまうと「あの人は何を考えているのかわからない」と他人に思われるようになってしまいます。もっとも、それがいけないと言う意味ではありませんが。

盲点の窓

この窓は自分は知らなくて他人は知っているという状態の窓となります。この窓が大きくなって行く要因は他人のアドバイスを聞かず無視したり、内省しなかったりすると。「あの人最近偉そうだ」とか「あの人は自分の事をよくわかっていない」なんて陰口をたたかれてしまうかもしれません。そんな状態が盲目の窓です。

未知の窓

これは自分も他人も知らない自分です。この領域は潜在意識や潜在能力と言われる部分にあたります。自分の中に眠っている誰も知りえない要素です。ここは想像力を働かせ推測るすしかありません。

「今は違うけどこれからこんな人間になりたい」や「今後、あんな能力を開発していきたい。」など将来的かつ希望的要素を認識することは出来ます自分はどんな希望を持っているのか?というものを認識する事も自己認識です。

自己認識力を高めようとする際にジョハリの窓は非常に役に立ちます。内省しながら次の問を自分自身に投げかけて下さい。

開放の窓:「自分と他人からの評価が一致している自分とは何だろう?」(open self)
秘密の窓:「周りの人に秘密にしている自分とは何だろう?」(hidden self)
盲点の窓:「他人が気づいていて自分で気づけていない自分とは何だろう?」(blind self)
未知の窓:「今はそうではないが、これからなりたい自分とは何だろう?」(blind self)

1人ジョハリ

基本的にはジョハリの窓というものは他者からの評価を経て気づきを得る取り組みです。近年では企業の人材育成などにも活用されている方法で複数人で行うものです。

今回はメンタルヘルスや個人での強化項目として記載しています。それに数人を自力で集めるとなると時間や手間がかかります。そして、参加者によっても結果が変わってしまうのが、ジョハリの窓の特徴です。複数人で実施するにしても関係値の深さ・積極的に発言できるタイプなのか温厚的な性格なのかによっても内容が大きく変わってきます。

そこでまずはジョハリの窓の内容は覚えておくとして、優先的に行う必要があるのが日記です。

他愛もない内容の物でもいいのですが、普段頭に浮かんだ事を出来る限り全て書き留めておくようにします。

書き方はご自身がわかりやすい方法で大丈夫です。メモ用紙に書いてもいいしスマホのメモでもいいです。その日々の日記を定期的に見直して自己分析を行います。注意点は見直す日記が3日以上経過していて見直す際の本人は平常心でなくてはなりません。

見方は客観的に自分を見つめ直すといった感じで、客観的に日記を見て感じた事や思った事を更にリストにあげます。

そうする事で他人が居ない状況でもある程度のジョハリの窓の盲点の窓を埋める事が出来ます。

セルフケアの具体的な方法

健康的な食事:必要な栄養素を理解しバランスよく摂取する事です。言うまでもありませんがそれで体調を整える事でメンタル強化や健康的な身体作りが出来ます。脳が活性化される為、食生活は特に利点がある事を知りましょう。

十分な睡眠:身体と心の健康のために、十分な睡眠を確保します。疲れが取れない、眠りが浅い、寝返りで起きてしまうといった現象は不眠の可能性があります。睡眠前の環境作りや、寝る前の食事タイミング、寝具の見直しなど様々な要因が考えられます。睡眠もまた脳の活性化には必須ですので自覚しましょう。

運動:定期的な運動は、ストレスの解消や気分の向上に役立ちます。運動時に分泌される脳の神経伝達物質もそこの後の為に必要とされています。睡眠の誘導や食欲、元気といったバランスを作り出す為の物質が分泌されるため運動も重要だと理解する必要があります。

趣味や楽しい活動:好きなことをする時間を作り、リラックスと楽しみを見つけます。楽しさも脳を活発に動かす脳の運動です。刺激的な事や新しい事にチャレンジする事は脳にもよく若返りの効果もあります。

人間関係のケア: 信頼できる友人や家族との関係を築くことで、感情のサポートを受けられます。良好な人間関係を継続するのは日本人には苦手分野だそうですが、メンタル維持や強化などは継続し日々の努力によって円滑に人間関係を築く事が出来る相乗効果もあります。

プロフェッショナルなサポート:メンタル維持、強化、メンタルヘルスを行っていくうえで必要になってきます。ジョハリの窓のような複数で行う内容だったりは自己分析だけではどうしようもない事もしばしば現れてきます。そしてヒントを得ようにも友人や家族も知りえない、専門的な知識が無いと言う事もでてきます。そんな時は専門家の力をかりる事をおすすめします。コーチング講師や臨床心理士、カウンセラー、ヨガ講師など用途に合わせて様々な方があなたを待っているかもしれません。

自己認識のメリット

自己認識力が向上していく事でどのようなメリットが得る事が出来るのでしょうか。

個人の成長と自己実現

自己認識力が高まると、自己の強みと弱み、価値観、目標などを明確に理解できるようになります。この明確な理解は、自己成長の道筋を描きやすく、自己実現を促進します。

人間関係の向上

自己認識力によって自分の感情や行動を理解できるようになり感情のコントロールが容易にできるようになり他者とのコミュニケーションがより柔軟に深いものになります。

ストレス管理能力の向上

自分の感情や反応を正しく理解することで、ストレス軽減に対する対処が具体的に効果的に明確にわかるようになります。感情のコントロールが自分自身の自己評価の向上につながるため、ストレス管理が容易になります。

意思決定能力の強化

自己認識が高まることで、自分の価値観や目標が明確化されるのでそれに合った選択が素早くできるようになります。これによって、意思決定のプロセスが早くなり、その結果も質も上がります。

リーダーシップの強化

自己認識力が高いリーダーは、チームメンバーのニーズや動機を冷静にかつ適切に察知できるようになり柔軟に対応することが出来るようになります。結果として、チームの一体感と生産性の向上に貢献します。

人生の満足度向上

おそらくここが一番個人の中でもメリットが大きい部分ではないでしょうか。自己認識力が向上すると、自分が何を求め、何を価値とするのかが明確になります。人生の目標と現実と調和が得られるようになる事で全体的な人生の満足度が向上します。

「自己認識力(セルフ・アウェアネス)を高めるトレーニング方法」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: メンタルを健康に身体も健康に~身体の健康はまずメンタルの健康から~ – ~ポジティブに活きる提案~

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